DS版ドラゴンクエスト4のレビュー (ネタバレというかやってないと解読しにくい)
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 前々からやってみたかった、ドラクエの中でも一番好きな『4』のリメイクのリメイクのDS版をプレイ。

 会話システムでややキャラの性格がとんがり過ぎている部分はあるけど、その端々でファミコン版で不明だった細かい裏設定が明らかになったりしてめちゃめちゃ面白かった。気球は熱気球じゃなくガス気球だから馬車ごと運べる事の説明がついたり。
 6章はまあ仕方ないと思う。勇者だけが救われない気もするが、一人だけしか生き返らせられない時に、両親、師匠たち、幼なじみたちから誰かを選ぶ事は出来ない。なら世界を救う事に繋がる方法を選ぶしかないと思う。

 全体通してのシナリオはファミコン版とほぼ同じで素晴らしかった。

 勇者が5章冒頭で魔族の王ピサロにされた事と、ピサロが5章中盤に人間にされた事が「最も近い存在だった人を殺される」という両者とも復讐の様な感情をもって行動を始めるけど、勇者は仲間たちと出会って世界を救うというより大きな目的を発見し、一方ピサロは一人で憎しみを持ち続け人間を滅ぼすという考えになる。

 この作品のすごいところは、勇者はピサロになってしまう可能性があった事だと思う。
 勇者が、仲間たちに出会わないままただ一人で力を付け、魔族への復讐を敢行するという事態が起こっても何ら不思議はなく、後半のピサロと同じように征服でも侵略でもない憎しみだけの戦いをする事になっていたかと思うとゾッとする。
 そして、現実での戦争理由としてはこの理由がわりと一般的だと考えると、何が正しいのか分からなくなったりする。

 心のわだかまりはあっても、6章を受け入れなきゃいけない世界がここなんだと思う。
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by yummy_art | 2010-12-24 13:04 | アート専門レビュー | Comments(0)
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by あまのしんたろう
あまのしんたろう
写真家
1980年愛知県岡崎市生まれ、東京農業大学卒業のち東京ビジュアルアーツを卒業。2007年から本格的に写真家活動を開始。
個展開催、写真集発行、アートイベントの主催、フリーペーパー配布などを通じ「楽しめる写真」を発表している。
最近ではyoutubeでスライドショー作品を公開中!

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